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現場社員を採用に巻き込む——面接官・リクルーターの協力を引き出す

ルビーイン株式会社『ウェルハンティング』編集部

人事と現場社員が輪になって協力し一緒に採用に取り組むチーム連携のイラスト

新卒採用を人事だけで抱え込んでいないでしょうか。面接や学生への魅力づけを人事が一手に担うと、負担が偏るだけでなく、現場のリアルな魅力が学生に伝わりにくくなります。採用がうまく回っている企業ほど、現場社員をうまく巻き込んでいます。本記事では、面接官やリクルーターとして現場の協力を引き出すための考え方と工夫を、実務目線で整理します。

なぜ、人事だけで抱えてはいけないのか

採用を人事だけで進めると、二つの問題が起きやすくなります。一つは、負担が人事に集中し、対応が追いつかなくなること。もう一つは、学生に伝わる情報が人事目線に偏ることです。学生が本当に知りたいのは、一緒に働く現場の人の姿や、日々の仕事のリアルです。打ち合わせで採用担当者の話を聞くと、現場社員が登場する場面ほど学生の反応がよい、という声が目立ちます。現場を巻き込むことは、負担の分散と魅力の伝達の両方に効きます。

現場社員は、どんな役割を担えるか

現場社員が採用で担える役割は、面接だけではありません。学生と気軽に話す座談会、仕事の実際を語る場、選考後のフォローなど、活躍できる場面は多くあります。とくに、年次の近い若手社員が「入社後のリアル」を語ると、学生は自分の将来を重ねやすくなります。人事が伝えると建前に聞こえがちな話も、現場から出ると説得力を持ちます。役割を一つに限らず、それぞれの社員が語れることを活かすのが鍵です。

協力を引き出すには、何を伝えればよいか

現場社員にとって、採用は本業の合間の負担になりがちです。だからこそ、「なぜ協力してほしいのか」を丁寧に伝えることが欠かせません。採用が自分たちの職場の未来をつくること、一緒に働く仲間を選ぶ機会であることが伝われば、関わり方は変わります。加えて、何をどこまでやってほしいかを具体的に示すと、現場は動きやすくなります。丸投げではなく、役割と狙いをそろえて渡すことが、協力の土台になります。

面接官の「評価のばらつき」を、どう防ぐか

現場を巻き込むと、面接に関わる人が増え、評価の基準がばらつきやすくなります。人によって見るところが違えば、選ぶ学生も変わり、判断がぶれます。これを防ぐには、何を評価するかを事前にそろえておくことが有効です。面接官の評価のばらつきを防ぐ取り組みを整えておくと、現場社員が加わっても判断の軸を保てます。巻き込みと基準づくりは、セットで考えると効きます。

少人数の体制でも、巻き込みはできるか

人手が限られていても、現場の巻き込みは工夫できます。全社員を動かす必要はなく、協力してくれる数人から始めれば十分です。誰にどの場面で出てもらうかを決め、負担が偏らないように配分する。少人数チームの採用オペレーションを整えるなかに、現場の関わり方を組み込んでおくと、無理なく続けられます。少人数だからこそ、現場と人事の距離の近さを活かせます。

よくある質問

Q1. 現場社員が採用に協力してくれません。どうすればよいですか?
A. まず「なぜ協力してほしいのか」を伝えることが出発点です。採用が自分たちの職場の未来に関わると分かれば、関わり方は変わります。加えて、何をどこまでやってほしいかを具体的に示すと動きやすくなります。

Q2. 面接官が増えると、評価がばらつきませんか?
A. ばらつきは起きやすくなります。だからこそ、何を評価するかを事前にそろえておくことが大切です。評価の軸を共有しておけば、関わる人が増えても判断の一貫性を保ちやすくなります。

Q3. 少人数の会社でも、現場を巻き込めますか?
A. できます。全員を動かす必要はなく、協力してくれる数人から始めれば十分です。少人数の会社ほど現場と人事の距離が近く、その近さがそのまま強みになります。

まとめ

  • 採用を人事だけで抱えると、負担が偏り、現場のリアルな魅力が伝わりにくくなる
  • 現場社員は面接以外にも活躍でき、「なぜ協力してほしいか」を伝えることが土台になる
  • 巻き込みは評価基準づくりとセットで進め、少人数でも数人から始められる

学生が入社後に一緒に働くのは、人事だけではなく現場の人たちです。その姿を採用の段階で見せられる企業は、学生に安心と具体的な期待を届けられます。私たちルビーインは、逆求人型イベント『ウェルハンティング』で、学生と企業が1対1で向き合う場を通じて、現場の魅力が学生に伝わる出会いづくりに伴走しています。まずは、協力してくれそうな現場の一人に、次の採用の場への同席を頼んでみてください。

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