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OB/OG訪問で学生が本当に見ているもの——社員のリアルな姿から何を感じ取るか
OB/OG訪問や社員訪問で、学生は何を見ているのか——受け入れる企業側は、伝える内容ばかりを気にしがちです。ですが学生が本当に見ているのは、話の中身以上に、目の前の社員がどんな表情で、どんな語り口で働いているかというリアルな姿です。生き生きしているか、疲れていないか、本音で話しているか。学生はそこから「自分の数年後」を想像します。本記事では、OB/OG訪問で学生が本当に感じ取っているものと、企業側の受け入れ方の工夫を、学生視点で整理します。
学生が見ているのは「数年後の自分」
学生にとって、目の前の社員は「数年後の自分の姿」の見本です。打ち合わせで採用担当の話を聞くと、学生は業務内容の説明より、社員の様子そのものをよく観察しているとわかります。楽しそうに働いているか、この人のようになりたいと思えるか——その直感が、企業への印象を大きく左右します。どれだけ立派な事業説明をしても、話す本人が疲れて見えれば、学生は「ここで働く自分」を前向きに描けません。社員の姿は、どんな資料よりも雄弁なメッセージになります。
完璧な回答より、正直な語り
学生は、用意された模範解答を求めているわけではありません。むしろ、良いことしか言わない社員には身構えます。学生が信頼を寄せるのは、大変なことも正直に語り、そのうえで「それでもこの仕事にやりがいがある」と話せる社員です。苦労を隠さず、良い面と難しい面の両方を等身大で語る——その誠実さが、かえって企業への安心につながります。飾らない語りは、飾った説明よりもずっと深く学生の心に届きます。
表情や間から、本音を読み取る
学生は、言葉そのものだけでなく、表情や語る間、言いよどみからも多くを感じ取っています。質問に対してすっと答えが返るか、それとも言葉を選んで詰まるか。そうした細部に、社員の本音がにじみます。だからこそ、受け入れる社員が無理に取り繕う必要はありません。等身大で向き合うほうが、結果的に良い印象を残します。学生がこうした細やかな観察をしていることは、学生が良い印象を抱く瞬間がどこにあるかを考えるうえでも見逃せない視点です。
受け入れ側は「話しやすさ」を整える
学生が本音を引き出せるかどうかは、受け入れる側の姿勢に大きく左右されます。緊張した学生に、いきなり事業の話をしても、当たり障りのない質問しか返ってきません。まずは学生が話しやすい空気をつくること。「どんなことが気になっている?」と問いを開き、素朴な疑問を歓迎する姿勢を見せる。学生が安心して踏み込んだ質問をできると、訪問の満足度は大きく上がります。受け入れ側が整えるべきは、情報の量より、対話のしやすさです。
訪問前の下調べも、変わってきている
近年の学生は、OB/OG訪問の前に、社員の様子やクチコミを事前に調べてから臨むことが増えています。訪問は、ゼロから情報を得る場ではなく、事前に抱いた印象を確かめる場になりつつあります。だからこそ、当日に語られる姿が事前の印象と食い違えば、学生は敏感に気づきます。表と裏のない、一貫した姿を見せることが信頼につながります。こうした情報収集の変化は、SNS世代の企業研究がどう変わってきたかという流れとも地続きです。
よくある質問
Q1. OB/OG訪問には、どんな社員が向いていますか?
A. 話がうまい人より、正直に語れる人が向いています。良い面も難しい面も等身大で話せる社員のほうが、学生の信頼を得やすいものです。取り繕いは、かえって見透かされます。
Q2. 大変なことを正直に話すと、志望度が下がりませんか?
A. 隠すほうがリスクです。難しさを正直に伝えたうえでやりがいを語ると、かえって誠実さが伝わります。入社後のギャップも防げます。良い面だけを見せる姿勢のほうが、後で響きます。
Q3. 学生が緊張して質問が出ないときは?
A. 社員側から問いを開くのが有効です。「どんなことが気になる?」と素朴な疑問を歓迎すると、学生はほぐれていきます。答えを語るより、話しやすい空気をつくることを優先してください。
まとめ
- 学生は説明の中身より、社員のリアルな姿から「数年後の自分」を想像している
- 完璧な回答より、大変さも正直に語る等身大の姿が信頼される
- 表情や間からも本音は読み取られる。取り繕う必要はない
- 受け入れ側は、情報量より「話しやすさ」を整えることが大切
OB/OG訪問で学生が本当に見ているのは、飾られた説明ではなく、社員の飾らない姿です。等身大で、正直に、話しやすく——その姿勢こそが、学生に「ここで働く自分」を前向きに描かせます。私たちルビーインも、逆求人型イベント『ウェルハンティング』で、学生と企業が本音で向き合える場づくりに伴走しています。まずは次の受け入れで、良いことも難しいことも、等身大で語ってみてください。
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