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就活と学業・研究・アルバイトの両立に悩む学生へ——急かさず、負担に寄り添う
就活は、学生生活の合間に、余裕をもって進められるものではありません。授業や試験、研究、実習、アルバイト——やるべきことが並行するなかで、多くの学生が時間と気力のやりくりに悩んでいます。この両立の難しさに企業が無自覚だと、知らないうちに学生を追い込み、離脱を招きます。本記事では、両立に悩む学生の事情を踏まえ、企業ができる配慮と関わり方を、実務の視点で整理します。
就活は「片手間」ではできない
説明会、面談、選考、書類準備——就活は、それ自体が相当な時間と労力を要します。しかし学生にとって、本業はあくまで学業です。授業や課題、試験と並行しながら、限られた時間を割いて就活に向き合っています。私たちルビーインが年間5,000件を超える学生面談で接するなかでも、「両立がしんどい」という声は季節を問わず聞かれます。まず企業側が、就活が学生の生活の”すべて”ではないと理解することが出発点です。
研究や実習と重なる、理系・院生の事情
特に理系や大学院の学生は、研究や実験、実習が生活の中心にあり、就活に割ける時間が読みにくい傾向があります。実験の区切りがつくまで動けない、指導の都合で日程が急に変わる——そうした事情は、本人の志望度とは関係ありません。日程の融通や、まとまった時期への配慮があるだけで、学生の負担は大きく変わります。この層への向き合い方は、研究姿勢から志向を掴む、院生・理系学生の就活の視点も参考になります。
アルバイトと就活のあいだで揺れる学生
生活費や学費のためにアルバイトを続けながら就活する学生も少なくありません。シフトを削れば収入が減り、就活に時間を割けば学業やバイトにしわ寄せがくる。この綱渡りのなかで、罪悪感や焦りを抱える学生もいます。アルバイトを「就活への本気度が足りない」と捉えるのは誤りです。むしろ、限られた条件のなかでやりくりする姿勢にこそ、その学生の資質が表れます。
企業にできること1:日程と連絡を、学生の生活に合わせる
両立への配慮は、大がかりな仕組みでなくてもできます。面談の候補日を幅広く用意する、夜間やオンラインの枠を設ける、連絡の返信期限に余裕を持たせる——こうした小さな設計が、学生の負担を確かに軽くします。急な日程指定や、即答を求める連絡は、それだけで学生を追い詰めます。学生の生活のリズムを想像した設計が、候補者体験を大きく左右します。
企業にできること2:急かさず、信頼で選んでもらう
両立に悩む学生ほど、急かされることに敏感です。「早く決めてほしい」という圧は、不信や疲れにつながります。むしろ、事情を汲み、待つ姿勢を見せる企業に、学生は安心を感じます。焦らせて囲い込むより、信頼を築いて選んでもらう——この順序が、結果として納得のある関係につながります。詳しくは、急かさず信頼を築く、就活に疲れた学生への関わり方も参考にしてください。私たちルビーインも、逆求人型イベント『ウェルハンティング』で、学生の生活と両立に寄り添う場づくりを心がけています。
よくある質問
Q1. 日程が合わない学生は、志望度が低いのでしょうか?
A. 一概にそうとは言えません。研究や実習、アルバイトの事情で動けない時期がある学生は多くいます。日程の融通を利かせると、志望度の見え方が変わることもあります。事情を聞いてから判断するのがおすすめです。
Q2. アルバイト中心の学生を、どう評価すればよいですか?
A. アルバイトの有無ではなく、限られた条件でどうやりくりしているかに目を向けると、その学生の資質が見えてきます。両立の工夫や向き合い方には、仕事での姿勢につながるものがあります。
Q3. 両立に悩む学生に、企業ができる最初の一歩は?
A. まずは日程と連絡の設計を、学生の生活に合わせて見直すことです。候補日を広げ、返信に余裕を持たせるだけでも負担は和らぎます。小さな配慮の積み重ねが、信頼につながります。
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