エス・エム・エス・データテック 様

学生との接触が難しい従来の採用手法からの脱却

当社SMSデータテックは、ITコンサルやシステム開発などを手掛けている会社ですが、学生にはまず知られていないことが採用活動での大きな悩みでした。

これまでは、大手ナビサイトや合同説明会などを利用した採用をおこなっていました。しかし、合同説明会に参加する学生は、まず大手の有名企業へと流れていきます。無名の当社に学生がたどりつくのは難しいのは当たり前かと思います。

そのような状況の中で、まずは学生と接触し、今よりも効果的に学生に魅力訴求ができる手法を探していたのです。

決め手は社風と合っていたこと

求人媒体や合同説明会などの従来のやり方と違う、マッチング系の採用方法をいくつか検討した結果、最終的にご縁をいただいたのがルビーインさまでした。

当社はもともと、社員としっかりコミュニケーションを取る社風の会社です。ウェルハンティングでは、学生一人ひとりと時間を取って向き合い、会社の価値に共感してもらうことを大事にしています。その点、当社の雰囲気とウェルハンティングとは、ピッタリと合っています。それが導入の決め手となりました。

IT業界に興味を持っていなかった学生にも訴求できた

23卒、24卒の採用では、ウェルハンティングで2名ずつの採用に成功しました。文系出身で別の業界を志望していた、もともとIT業界には全く興味がなかった学生の採用につながったのは、ウェルハンティングだったからこそです。

また、過去の採用と比べると、内定後の辞退率が下がっています。これはやはり、採用の段階で、十分なコミュニケーションを重ねた結果ではないかと感じています。

ウェルハンティングの魅力は、優秀な学生が多いことと、他のマッチング系イベントと比べると面談時間が長いことですね。

ウェルハンティングでは、5分間の学生の自己紹介があり、続いて企業のプレゼンを経て、1人30分の面談へと入ります。この30分という時間が非常にありがたいのです。

イベントではまず学生の自己紹介がありますよね。もちろん、エントリーシートからも志向性や性格を把握できるのですが、自己紹介を聞くとその人がこれからやりたいことや価値観、アピールしたいポイントなどがよくわかります。その後の面談でも会話を引き出しやすくなるのです。

企業プレゼンではあまり話しすぎないように、

学生は当社のことを何も知らない状態ですので、限られた時間の中で情報を盛り込みすぎても伝わらないからです。

そしていよいよ30分間の面談となったときに、学生の価値観と当社の価値観の共通する部分や共感する部分を結びつけるようにしています。学生がそれまで想定していない業界へ選択肢を広げてくれるかどうかがかかっているのですが、実はここにもルビーインさまの手厚いサポートがありました。

事前に学生との面談のロールプレイングをしていただいていたんです。当社のことを全く知らない学生を相手にする面談は、「知らない」ところから「興味がある」へ変え、最終的に「入社したい」へと持っていく必要がある、非常に難易度が高いイベントです。

限られた時間の中で、エンジニアという仕事について知ってもらったり、入社後の研修で文系の人にも基礎から学んでもらえることを伝えたりしなければなりません。

このロールプレイングのおかげで、自信を持ってイベントに参加することができました。

参加企業の採用がうまくいくようにと、これほどまでに一緒に考えてくれるイベント会社は他にないと思います。

仕事の魅力を伝えたい中小企業におすすめ

ウェルハンティングをおすすめしたいのは、大手企業に知名度では敵わない、当社と似ている状況にある中小企業さまです。

大手さまのように母集団を多く集める必要があるのでしたら、合同説明会がよいと思います。しかし、採用予定人数が少なく学生とじっくり話す時間がとれる企業さまでしたら、ウェルハンティングは自分たちの仕事について伝え、仕事の魅力に気づいてもらえるチャンスです。

学生のやりたいことに耳を傾け、お互いの成功や付き合いを長い目で見て考えたい企業さまには向いていると思います。

今後はIT業界向けイベントに期待

これからもウェルハンティングも含めて、対面型・マッチング系の採用イベントを利用していくつもりです。

今後は、IT業界に限定したイベントが開催されますので、そちらもぜひ参加したいですね。そもそもこの業界に興味ある学生が集まる時点で、大きなアドバンテージがあります。

優秀な学生と出会える絶好の機会だと、期待しています。

会社のビジョンを伝え、文系か理系かに関係なく意欲のある人に訴求して、当社の仕事に共感してくれる人とつながっていきたいですね。