CASE 事例紹介
出前館 様
「急がば回れ!」ウェルハンティングが、学生と会社の双方が満足する採用を叶えてくれた。
出前館
- 従業員数
- 328名(2023年8月時点)
- 業種
- Webアプリ・サービス運営
国内最大級のデリバリーサービス「出前館」を運営。1999年の設立以来、フード主体だったデリバリーから、ノン・フードへとカテゴリーを広げ、クイックコマースという新たな領域へと拡大中。「地域の人々の幸せをつなぐライフインフラ」というビジョンを掲げ、ただ単に"食事"や"モノ"をお届けするだけではなく、地域の人と人を繋ぎ、日本中に必要とされるライフインフラを目指す成長企業。
- 採用課題
- 新しいチャネルからの流入期待
- 学生との深いコミュニケーション
- 導入理由
- 参加する学生の就活への意識が高い
- 1人1人の学生とじっくり話せる
- 導入効果
- 5イベント参加し、4名の内定承諾を獲得
認知はされているが、就職先として意識されない会社
「出前館」のサービスそのものは学生にもよく知られていますが、学生にとって新卒で入社する選択肢としては全く意識されていません。社員を募集していますと言ってもユーザーとの接点から「出前館の仕事=配達員」をイメージされる方が多く、学生にとって「就職する会社」として視野に入ってはいないのです。
そのような強い印象を持たれているがゆえに、「配達員をですか?」と聞かれるほど、学生にとって「就職する会社」として視野に入ってはいないのです。
そのような会社が従来通りの採用活動をしていたのでは、思うような採用に繋がらないのは当然であり、何か別の方法が必要だと感じていました。
学生の質が高いウェルハンティングを導入
私は2022年8月に弊社に転職したのですが、前職でウェルハンティングを使った経験がありました。参加する学生の就活への意識の高さや、ルビーインさんが参加する企業へ細やかに配慮してくださることをよく知っていたので、24卒の採用にウェルハンティングを導入することにしました。
弊社では初めての導入でしたが、失敗するイメージは全くありませんでした。
採用したい人数を絞り厳選しておりますので学生一人ひとりに合わせたアプローチをしたいと考えており、ウェルハンティングでは1対1で30分間じっくりと話せるためそれが実現できると感じていたからです。
出会いたかったのは、「テクノロジーで時間価値を高める」という我々のミッションに共感し、志と共に弊社のサービスを好きになってくれる人です。そして、その人自身の成長と弊社での仕事がリンクできるかどうかを見極めたいと、24卒の採用に臨みました。
お互いの理解を深めてのマッチング
結果として、24卒ではウェルハンティングに5イベント参加し、4名が入社を決めてくれました。大手ナビサイトや合同説明会などの従来の採用と比べると、コンバージョン率に大きな手応えを感じています。
実際に参加してあらためて感じた魅力のひとつは、学生の就職活動への真剣さです。自分のことをプレゼンテーションで精一杯アピールしようという熱意の高い学生が集まります。
もうひとつの魅力はやはり、学生とじっくり向き合えることです。先ほども申しましたが、私たちは最初から弊社を第一志望にしている学生はいない、という前提で参加しています。ですから、最初は会社の説明などは一切せず、学生の就活に対する想いや悩みを聞くようにしています。面談をした学生が就職の先に思い描いていることは何か、本当に悩んでいるのはどのようなところなのか、学生自身もまだ言語化できていないところを深堀りする「キャリア相談」のような形にするのです。
そこで出てきた学生のニーズに合わせて弊社に入る価値を一緒に考えていくことで、「選んだ」「選ばれた」というよりも、お互いの理解を深め、納得し、満足して内定に至ったのです。
従来の採用方法で成果が出ていないなら、ウェルハンティング
弊社のように学生たちに将来自分が働く場としてイメージされていない会社や、従来通りの採用方法で成果が出ていない会社には、ウェルハンティングが向いていると思います。
弊社は「テクノロジーで時間価値を高める」こと、弊社のサービスを通じて「地域の人々の幸せをつなぐライフインフラ」となることを、ミッション・ビジョンとして掲げています。現在のフードデリバリーの形態をさらに発展させた事業形態も準備中で間もなくリリースされる予定です。
たとえば、フードだけではなく日用品や医薬品のデリバリーにもサービスを拡充して世の中の様々なニーズに応えていきたい、AIを搭載したロボットやドローンを使ってより効率的に幅広くサービスを発展させていきたい、そういった想いをもって今以上のサービスを一緒に作ってくれる人、作りたいと思ってくれる人には、出前館で存分に仕事をしてもらえる可能性が広がっています。
それに、私たちは「今」入社してくれることだけを考えてはいません。学生たちは、弊社のユーザーでもあります。関わってくれた学生ひとりと真剣になって彼らのキャリアを考えた結果、弊社に入社してくれれば最高ですが、最終的には彼らが納得できる就職ができればそれでよいのです。
過去に就活イベントで知り合ってキャリア相談をして別の会社へ就職した学生が、数年経ってから「覚えていますか」と言って、転職して来て一緒に仕事をしたことがあります。ですから、焦る必要はないと思っています。「急がば回れ」ですよね。地道に真剣に、学生たちと向き合うことが重要です。そして、それができる場がウェルハンティングです。
多くの人数の学生を集客し、それなりの人数を学生を採用をしようとするのなら、多数の学生が参加するイベントへの参加や有名な媒体を活用した従来通りの採用を続けたほうが効率がよいと思います。一方で、学生と深いコミュニケーションを取ろうとするなら、ウェルハンティングが向いているのではないでしょうか。
ウェルハンティングで成功するには、会社側のマインドを変えることがポイントです。
今後もウェルハンティングで採用したい
25卒、26卒でも引き続き、ウェルハンティングでの採用活動を続けます。
24卒の採用活動を通して、弊社の「採用力」も向上したと感じていますし、今まで以上に学生が弊社に親近感を持ってくれるよう、向き合っていきたいと思っています。